
今年始め、ふと手に取った「植村直己地球冒険62万キロ」
と云う本が面白くて、感動もしたのだが、たまたま今年は
彼が世界最大の島3000キロを、単独 犬ぞりで走破して
から35周年の記念の年だと云う事で、植村冒険館ではその
足跡写真展があり,見に行った。
彼の飽くなき冒険心は、冬季マッキンリー単独登頂に向かい
登頂成功を伝える無線を最後に消息を絶ったのであるが、
どのような状況に置かれても目標に向かって努力する冒険心
に、深く感動したのだった。
そして思った。冒険はロマンなのだと。
感動も覚めぬうちに、今年は特に多い台風の襲来。
10年に一度の台風との予測通り、伊豆大島の集中豪雨は
大きな被害を残した。
人間は、いや、生きとし生けるものは全て計り知れない自然の
恵みを受けながらも、また、どうする事も出来ない大自然の
脅威も享受して行かなければならないのか、、、。
そして大自然への挑戦。これこそロマンでなくてなんであろう。