クラシックレースには、3歳馬が7000頭位デビューする中で
トーナメント式に勝ち進んだ18頭だけが出走できる一生に一度の
レースで、その頂点がダービーなのは、殆どの方がご存知なのです
が、私が馬に夢中になったのには「走る芸術品」と決めている思い
込み以外にも大切な思い出があるのです。
私が小学校に上がる前、庭先にはいつも馬の手入れをする当番兵
と呼ばれる人が馬の手入れをしていました。
つやつやと輝く馬と毛並みを、きれいだなあ。と思ったものでした。
一年生になった私を父は馬の背に乗せて、小学校の門の前で下ろし
帰りも迎えに来てくれました。多分、今思うに越境入学だったに
違いありません。
途中、父は湧き水があるところで馬に水を飲ませ、また私は父と
一緒に馬に乗って帰った事を鮮やかに覚えています。
それも、長くは続きませんでした。今思うに多分父は連隊に入った
のでしょう。母も亡くなった今は誰に確かめようもありません。
大好きな、尊敬する父との思い出の中には、常に馬が一緒にいます。
去年、交通事故で入院してる時、ダービーがありました。
皐月賞を勝ったデュラメンテが必ずダービーも勝つよ。とワクワク
しながら見ていたらやっぱり!!。 強かったなあ。これで二冠馬。
菊花賞も勝って三冠馬だなあと思ってたら何と、両前足を骨折して
いて、菊には出走不可能。 因に菊を勝ったのはあまり評価して
なかった歌手のサブちゃんの馬。ま、お目出度うございます。
デュラメンテは凱旋門賞に行ってほしいんだけど、どうやら
ドバイに行くようですね。
さあて、今年のダービー馬は!?
100回目のダービー馬を見なくちゃと切望してるのは私が生まれた
年に、日本で第1回目のダービーが始まったから。ふっふっふ。