2010年3月6日土曜日

驚くべき多様性のインドネシアに揉まれ血圧アップ

      
ひとくくりに多様性と云ってしまえばそれで納得!というのもあるが、 勤勉な日本人としては、始めから「あっそうなの」といかない場合が多々ある。

私も日本では南国日向生まれ。いい加減の所はいっぱいある。いい加減もまたいい「塩かげん」みたいに、何とも云えないニュアンスもあるが、ここ、インドネシアは腹立たしい「いい加減さ」がいっぱいある。それが気になるのだ。

ユドヨノが2度目の大統領に就任したときの演説で、汚職撲滅を真っ先に上げたほど、官僚官職の人間の汚職はひどく、善良な島民はそれにほとんど関心がない。

尤も、インドネシアでも、すごい革命家もいる。伝説の革命家、スマトラ生まれのタン.マラカは20年もの間、亡命生活を送りながら、アジアの民族解放闘争や国際共産主義運動に一生を捧げ、国軍によって処刑されたが、その後、 政敵だったスカルノ大統領によって、国家英雄に認定された。
その他、カルティニのような女性革命的指導者もいるし、感激的な人物は沢山いる。

一方で、或る何代目かの大統領の「御曹司」が殺人罪で刑期15年の判決での獄中生活は、ホテルのスイートルーム並みだったと云う話だが、恩赦により出獄し、早速、ある党の党首に立候補したり、、、。さすがに誰も投票しなかったと新聞に載った時は胸がすっとしたものだ。

まあ、そんな事よりも身近になんだかんだと不条理が当たり前のここ南国での生活法を身につけないとやって行けないなあと、反省?しきりの入院生活の2日間だった。
                                         
                                           
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