2011年8月4日木曜日

ハロー  子供達に教えられた

昼間、日傘をさして歩いているのは、殆ど日本人みたい。私は
日焼けがコワィと云うより、暑いからさすんだが、子供達は、
「ア、外人だ。日本人だ。」とばかり、元気よく「ハローー」
と声をかける。

私は、愛を込めて、本当にそうなのよ! 「スラマシアン」と
返した。
そうしたらその女の子、口をプウと尖らせて不機嫌な顔をした。

「えっ?何故?」と歩きながら考えた。 
そうよ。思い出したわ! バリ島に来た頃、覚えたての挨拶で
「スラマパギ」と云ったら、「おはようございます」と、
丁寧に挨拶され、「えっ? ちょっと発音おかしかったかな?」
と、何となくつまらないように感じたの。

それだわ。そうだったのよ。ハローなんて、世界中で使われてる
日常語みたいなもので、誰でもみーんな知ってると思っていたし
現地の言葉で返した方が喜ばれると思い込んでしまったのね。

その事以来、私は子供に限ってハローと挨拶されたらハロー
と返すことにした。

直ぐに、「やったね!」と云うのに出会った。男の子二人が
自転車ですれ違いざま、ハローと呼びかけてくれたので、
こちらも大きな声で「ハロー」と云ったら、ニコニコっと
笑顔を返し、自転車を飛ばして行ったのよ。

子供達が教えてくれた貴重な体験でした。
                        
                     
                          

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