2013年7月6日土曜日

山梨のなしなし生活

花も木も草も、伸びるに任せた山荘。誠におおらかな
お人柄と思われる。

友達のお母さんがネコちゃん3匹と暮らして居る家













飲んべえの私の事を聞いていらっしゃったのだろう。
ワインにビール。売るほど沢山用意してあるし、食料も
これまた売り歩いていいほど、どっさり。
惜しむらくは、テレビが無い事。ネットが出来ない事。
近くにスーパーどころか、小さな店さえ無い。等と、
いわば文明に汚された私は、最初はそう思った。
しかし3日目からはネコと話をしたりラジオを聞いたり
ピアノをポロリンとやったりしてるうちに、これって、
中々のもんじゃない!?と、本気で思えるようになった。

この時期もあろうが、富士宮の真反対から見えるはずの
富士山はまったく見えない。

晴れたかと思うと たちまち霧が立ちこめ、直ぐ近くでさえ
よく見えない。感傷的な気分になる。そして、幻想的な風景に
すっかり魅せられてしまう。

















10日間が来て女主人が帰国なさった。お留守番終わり。
あ、何だろう?? 去る日になって急に、無い無い山梨だと
心細く思ったこの別荘地から離れたくない気持ちになって
しまったのは。

野生の鹿が走り回り、一日中小鳥がさえずっているこの地は
別世界の天国だったかもしれない。

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