お人柄と思われる。
友達のお母さんがネコちゃん3匹と暮らして居る家
飲んべえの私の事を聞いていらっしゃったのだろう。
ワインにビール。売るほど沢山用意してあるし、食料も
これまた売り歩いていいほど、どっさり。
惜しむらくは、テレビが無い事。ネットが出来ない事。
近くにスーパーどころか、小さな店さえ無い。等と、
いわば文明に汚された私は、最初はそう思った。
しかし3日目からはネコと話をしたりラジオを聞いたり
ピアノをポロリンとやったりしてるうちに、これって、
中々のもんじゃない!?と、本気で思えるようになった。
この時期もあろうが、富士宮の真反対から見えるはずの
富士山はまったく見えない。
晴れたかと思うと たちまち霧が立ちこめ、直ぐ近くでさえ
よく見えない。感傷的な気分になる。そして、幻想的な風景に
すっかり魅せられてしまう。
10日間が来て女主人が帰国なさった。お留守番終わり。
あ、何だろう?? 去る日になって急に、無い無い山梨だと心細く思ったこの別荘地から離れたくない気持ちになって
しまったのは。
野生の鹿が走り回り、一日中小鳥がさえずっているこの地は
別世界の天国だったかもしれない。
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