2010年7月13日火曜日

ウブド移動奮戦記


2年余りクタ地区に住み、その殆どをthe alitで暮らしていたのは、何よりも居心地が良かったし、alitが好きだったからだ。本当にお世話になった。バリに連れて来て5か月で死んでしまった大切な伴侶のチャーリーの墓もホテルの部屋の庭に作ってもらった。 

まだまだ居たかったのだけど、以前からウブドに住むと云っていた長女夫婦にウブドに住むよう説得されて、老いては何とかやら、、と云うし、、と、重い腰を上げたのだった。

決心したからにはサッと移動しなきゃと、月末をメドに荷物をまとめ始めたのだけど、あれまあ、いつの間にこんなに家財道具が増えたのかしらと苦笑しつつも、でも何一つ不必要なものはないわよと自己弁護する。

若い頃からの「くせ」で目標とか期日を決めると我武者らに遂行しようとするのは年をとっても治らないもので、「切りがないから月末でホテルを出よう」と決心した。そして、その日のうちに、新居であらかじめ決めていた箇所に家財道具を置いて、、、と、老体にむち打ちながらやってしまった。

買った電気製品は約束通りに届かない。[すぐ行きます」と云うのを真に受けて待っていると、とうとう夜になっても来ない。結局5日後に届いたのだけど、いくら、「何でもあり」のインドネシアでもねえ。こちらは日本人。まして短気この上ない(と云われて来た私は、か弱い、もと、女の子。疲れとストレスからか、体中ジンマシンが出て食欲なくなるし、バリに来て体重が48キロになったと喜んでいたのに46キロに減ってしまった。痩せっぽっちの2キロ減は大きいのよ。それでも寝込む事もなく、ウブド生活2週間目を迎えられるのは有り難い事だわね。

どうやら部屋も落ち着き,友人客人を迎えられるようになり、そうすると  「なに?この風は!う~ん。ウブドの山風もクタの海風みたいにいいね~」 と、思えて来た。越して来た4~5日間の苛立ちは何だったっけ?と忘れてしまっている。諦めが早いと云うのか、直ぐに順応するって云うのか、おかしいほどウブドの風に馴染んでしまっている。

この間に私のラッキーセブンセブンを迎えた。沢山の人達からメールや 電話を頂き嬉しかったが、一人で祝う誕生日もまた乙なもんですよ。大事にしまい込んでいたワインを開け、全速力で走って来た我が人生を愛おしみながら「よ~し、これから又私の人生が始まるのよ」と、性懲りもなく行く末に挑戦している自分に我ながらあきれている。

ねっ これでいいのよ。これでいいのだわ。ワインのグラスが返事した。



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