インドネシアを愛し、インドネシアに尽くされた日本人の原康雄さんと、
奥様の瑞枝さんが殺害されたニュースは、私にとっても物凄い衝撃だった。
原さん夫妻はインドネイアで25年もの間、幅広い社会貢献活動をなさって
来た方だと云う。新聞を詳しく読めば読むほど、その死が惜しまれてならない。
日本人で、原夫妻以上に社会的活動をし、成果を残した方を私は知らない。
今となっては、心からお悔やみを申し上げると共に、ご冥福を祈るしか無い。
他人の私でも、悲しさと名状しがたい混乱が収まりきれない事件から5日後に、
ご夫妻の3人のお子様が連名でインドネシア日本大使館を通じ、遺族としての
心境と、激励してくれた日イ両国の人々への感謝の気持を込めたメッセージを
伝えられた。と、ジャカルタ新聞が報じた。
父母がインドネイアを愛したように、私達子供もインドネシアに対する気持は
変わりません。突然の不幸な事件でしたが、今後も父母がそうであったように
3人ともこの国とこの国の人々を愛し続けます。と、あった。
お三方とも多分40代前後の方であろうと推測するが、この親ありて
この子あり。おろおろと取り乱し涙する事しかできない私は、また、この
お子様達の立派さに感激の涙を落としてしまったのだった。
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