入り口の斜向いに、小ぎれいな店があって入った。誰もいない。 置いてある商品に惹かれて見ていると、若い男の子が来た。 弁当らしき物を下げているので昼の弁当を買いに行ってたらしい。
「ゴメンナサイ」と微笑みながら、片言の日本語で云う。 思わず私は「あっ」と叫びそうになったが、「いいのが沢山あるね」 とニコニコして云った。
彼の足は、もう、殆ど車いすが必要な位なのだ。なのに、彼はそれを
気にする様子もなく、弁当も傍らに置いて私の相手をしようとする。
何も買わずに出るのも、、など思い、小物を手に取ってディスコン OK?と云うと、ここは僕たち身体障害者が制作した物を売っていて 利益は障害者の為に使うのですと、これもニコニコしながら云うではないの。
「これは僕が作った物です」と指差した製品は木彫りの馬がほとんど。
さっきまで制作してたらしい場所には木屑がちらかっている。
え?ホントなの?と云いながら手に取って触ると、欲しくて欲しくて たまらなくなった。本当によく出来ている 。「君はどれが一番好き?」と聞くと、「これ」と云ったのが、何と天馬。
さっきまで制作してたらしい場所には木屑がちらかっている。
え?ホントなの?と云いながら手に取って触ると、欲しくて欲しくて たまらなくなった。本当によく出来ている 。「君はどれが一番好き?」と聞くと、「これ」と云ったのが、何と天馬。
「う~ん、ブラパ?」と聞くと、手が届かない値段でもなく、そうよ、 2週間くらいビンタン止めとけばいいのよ。ねえ。と、自問自答しておまけに彼等の為に雀の涙くらいには役に立ったら嬉しいし。と買って帰ったのであります。
日本も頑張ってる。バリでもこの男の子みたいに頑張っている。みんな
みんな頑張ってるわ~と嬉しくなって希望でいっぱいになったのでした。
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