2010年12月21日火曜日

バリのお盆

今年は、お盆の入りのガルンガンが12月8日に始まり、
クニンガンの終わりをもって、ようやくお盆の行事が終わった。
その間10日間か? 

ガルンガンの間中、人々は賑やかに騒ぎ、普段は外人ばかりが
目立つモンキーフォレストにバリ人の家族、親子連れを多く見た。
最初、気が付かなかったのだけど、イプンに云われて良く見ると
成る程ほとんどバリ人。手を引かれたり肩車されたり、
みんなニコニコ猿達に話しかけながら森を歩いている。
「いい風景だなあ。私も嬉しくなるよ~」 
 

フォレストの中にあるお寺、プラ、ダラムは、
死者を祀る寺とされる。
8月初めの頃、このプラダラムでお祭りがあり、
私もバリ人よろしく盛装して中に入れてもらったが、
とても立派。荘重な中にバリらしい色と装飾が施されていた。
そのお祭りや、1月間も続いたのだ!!

クニンガンは日本のお盆で送り火を焚いて「お客さま」を送る
習わしと同じだから、人々は又盛装して村を回り最後に
プラダラムへ行く。日本の灯籠流しみたいかな? 

女達は、お供え物を頭の上に乗せて神輿のあとについて行く。
男達も盛装して神輿のあとに続く。男達が腰に巻いたサルンは
どれ一つとして同じ布、柄が無いのに気付き、驚いた。
今まで気にも止めなかったが、後ろから行列に付いていて
始めて気が付き、よく見ると、小さい男の子まで色柄の違う
サルンを巻いている。唯一のオシャレなんだなあ。
                                              
                                    

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