2009年8月12日水曜日

インドネシア独立記念日

インドネシア独立記念日と日本の敗戦記念日と2日違いの記念日でも、その祝典の中身は180度違っている。

毎年の事乍ら我が祖国の終戦記念日は反省と懺悔一色に埋められ、8月に入ると広島長崎の惨状を伝える報道から始まり、軍部、とりわけ作戦本部の海軍軍令部が、 誰もがいけないと思い乍らも、誰も口に出して云えない流れに流されて行った様を、今、NHKの特別番組でやっているのを見ているが、中で、その事実を 『やましき沈黙』と云う言葉で表している人物もいたのが、わずかながら、 「人間の血」を感じて救われている。

 多くの前途ある若者が、間違った指導者の下で散って行った様は、思い出す度に涙せずにはいられない。 『ジハード』と教育されて、今、自爆テロを行う、年端もいかない少年達とどうしても私はだぶってしまう。
7月中旬のジャカルタ新聞だが、ジュマイスラミア(J.I )の創設者の一人,バーシル師と共同通信社の記者の会見を報道しているが、「爆弾の使用は戦場に限られる」としながらも、「イスラムを守る聖戦」であり、「ユドヨノは米国に従属している、その関係を維持する限りイスラムには害だ、本当の敵は米国とその同盟国だ。」と、真に イスラムを守る聖戦を教育している最中だ、と、中部ジャワ州のイスラム寄宿学校で語った、とある。 戦慄が走った。アメリカの同盟国の日本も心配だが、純真な少年達を思ってである。


上の写真は、インドネシア独立記念日を祝して記念日の2週間前からホテルの玄関に掲げられている、赤と白、メラプティの旗だが、個人のどこの家にも、大小のメラプティがはためいていて、人々はがこの日を純粋に喜んでいるのを見るのは、本当に嬉しい。
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2009年8月2日日曜日

明るくのんきでお祭り好きのバリ人


私がこの国の事を本気で心配してるのは勿論知らないバリの人たち、、、。
それでいいのだけれども。

28日はオーナーの誕生日だった。プールサイドのパーティで、一番楽しんで喜んでいたのは、従業員、スタッフではなかったろうか。飾り付けもさすがに上手。それだけでもお祭り気分なのに、銘々が仮装したり着替えたり。 パーティの準備で、仕事もそっちのけなんですよ。と、オーナーが笑ってらした。

みんなの一番のお目当ては、どうやら景品のくじ引きのようだ。主な景品のくじをマネージャーがプールに投げると、まあ、一斉に飛び込むわ。もぐるわ。

本当に楽しいパーティだった。私はまた思った。いいホテルに滞在してるわ。と。                                                                                                 
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