2010年11月29日月曜日

勝負事の妙 面白さ

元々スポーツは苦手であまり興味も持ってなかったが、店のお客の競馬好きの方も多くいらっしゃって、 動物大好き、 特に馬に対しては父との忘れられない 思い出もあって、身近に動物に触れる機会 無く テレビで馬の走るのを見るのが 堪らなく好きになってどんどん競馬に のめり込んでしまったのだけれど、

良い趣味??を持ててホントによかったと思う。 バリにいると、馬の走るのは見ることができないけれど、どの馬がああだとか、こうだとかの情報ネットで少しだけど知ることができる。そして、勝ったとか負けたとかも知ることができ、結構競馬の予想もしているのだ。
  
昔から思う事は、予想をしてる時が一番楽しいのよ。今日のジャパンカップ、当然のようにブエナビスタ勝つと予想していながら、賭け事だから、ブエナビスタの単勝を買っても200円しか付かないし、遊びで1点だけ豊のローズキングダムを買ったら、何と彼が1着に来た!それも繰り上がりで。
当然走る所は見られない訳で、なんで繰り上がりかネットを見ると、ブエナビスタが1着に来たけど走行妨害で、2着になったと。でも、多分ローズだけに対しての妨害となったと想像されるのよね。若し妨害を受けた馬が10着だと仮定すると、11着になるわけだから。馬券はローズの単勝が880円だったから儲けなんだけど、あまり嬉しくないのよ。おまけに、ローズとの差は0.4秒もあるんですもの。

どんな事があったか知らないけど、やっぱりブエナは強い!のよ。さあ、有馬記念でリベンジ出来るのか!?

相撲。日本の国技だし、他に見る番組がないので、始めから毎日観戦
てる。これも見てると結構面白いのね。今期は九州場所とあって、
九州出身の魁皇の応援がすごくて見ているうちに私までも
「魁皇勝てっ」思いながら見ている。
解説者はもう38歳ですし、よく頑張ってるけどあまり過剰な期待
は??など云ってる。逆に私はだからこそ頑張れ!って、いつの間に
魁皇ファンになったのか応援する自分に苦笑していたのだが、
解説者の予想に反して、どんどん 勝ち進むじゃありませんか。
よく見てると、力量はあるお相撲さんみたい。
相撲見てて大笑いしたのは初めて。ああこれは負けた!
と思ったとき、相手が足を滑らせてバタンと倒れたでしょ。
見てた人は居ますよね。土俵際まで押された魁皇が急いで立て直そう
と振り向くと、相手がうつ伏せになってるのを見て魁皇はびっくり
した顔をしたのよ。それがおかしくて、私は笑ってしまった。
あとのコメントで又声を出して大笑いしたわ。
「振り向いたら転がってたからびっくりした」
それでも勝ちは勝ち。勝負事の面白さ、醍醐味を見た。
今期の魁皇は凄い。と、解説者弁だけれど、年を取ったのにこれだけ
勝つのは運もあるけれど、やはり今までの努力精進の結果だと思う。
二桁勝ちは3年半ぶりと聞く。

もし、息子なら、きっと私は云う。
「ご苦労さんでした!!! この最高の気分で引退したら!!!?」
                                  
                                     
*************************************************************

2010年11月22日月曜日

古本交換会


昨日土曜日、月1回の本の交換会がアンカサであり、
ウブドに来てまだ 1度も行った事が無いので、
おつき合いのつもりで古本を7冊抱えて出かけた。
ちょうど1冊だけ読みたいと思っていた浅田次郎のものがあった
ので、それを貰った。7点のポイントを貰い、その本が2ポイント
なので、余った5ポイントは次回の交換会で使えるそうな。
さすがに日本人だけ集まっている。日本の本ばかりだものね。
今後、便利に利用出来そうだわ。これからは気楽に出かけようっと。
日本に居れば、多分毎晩ジャズを聴き、毎週土曜日曜は
サラブレットの走りに魅入り、興奮とため息の満ち足りた時間も
あっただろうが、無いものは 無い!!しょうがないよねえ。
そのかわり1年中適度な暑さとバリの風は、どんなにお金を
かけたって手に入らないもの。
このごろの私。朝めし昼めし(そう、私の場合”めし”)そして
御夕飯(?)など。作るのも食べるのにもずいぶん時間かけている。
時間たっぷりあるもん。

思い出すのよ。亡くなった母が戦後の食糧難の時代、朝から一日中
台所で奮闘してた姿を。こんな材料で、どうしたら美味しく
食べさせる事が出来るかと、そればかりだったのねえ。


ま、私の場合は食糧難でも何でもないけれど、何故か最近、やさし
過ぎる位だった母を思い出すのよねえ。たいした人だったなあと。
私も年取ったのね。多分。
さあて、今から本を読むとしますか。 
チャーリーが居てくれたらなあ。


2010年11月18日木曜日

日本の探査機「ハヤブサ」のニュース

        
 日本のニュースは唯一NHKを通じてしか知る事はできない。
2003年に打ち上げられた探査機「ハヤブサ」が
7年を経て地球に還って来たニュースは驚きと共に、
訳が分らないけれども『日本はすごいな』と思ったのだった。 
 
そしてその折の注目は、小惑星「イトカワ」の物質を
持ち帰っているかどうかという事だった。
 
そのニュースも忘れかけていた昨日、ハヤブサが持ち帰った
微粒子が、イトカワのものだったと云うのだ。
それは人類史上初の事だと云う。私は思わず万歳を叫んでいた。
 
科学の事は、自慢じゃないがちっとも知識が無い。
宇宙の事は関心は多いにあるがこれも少しの知識も無い。
小惑星から持ち帰られた物質が、今後どれほどに人類の貢献に
役立つのかも知らないし、それ以上の関心は今の所無い。
 
私にとってはそんな事はどうでもいいのだ。
全世界の科学が成し遂げる前に、日本の科学陣が真っ先に
証明した事が嬉しいのだ。
 
日本をばかにするんじゃないよ! なめるんじゃないよ! 
と、自分の 事のように躍り上がったのだ。
 
最近の(と言っても、もう何年前からになるが)
北方領土、尖閣諸島、アジアでの立場縮小、経済的下降、
などなど。じゃんじゃん報道される。報道の中には、
笑っちゃうのもある。上海万博の入場者数が、過去最高と
なっていた日本万博を上回って史上最高だって。
当たり前だっちゅうの!!
 
中国の人口は日本の10倍もある。そして近年どんどん経済も
成長している。その中国で催された万博に、その国の人間が
押し寄せるのは当然じゃないか。この件について、盛んに報道した
NHKも、『何なの?』と思った。
 
第二次戦後、中国に残した日本人の子供達を育ててくれた
「大陸の母」に直接は関係無いのだけれど、どれほどの恩を
感じたかしれない。決して中国を憎んでも嫌ってもいないのだけど、
尖閣島問題でデモ隊が日の丸を踏みつけたり焼いたりしてるのには
正直腹が立った。
 
一人でブツクサぶーたれてる私も褒められたものではないが、
ホント、日本人はもっと誇りを持たなくちゃ!! 
そして、ユーモアも忘れてないかしら?
 
笑った一つに法務大臣の失言。あれは確かに失言。
馬鹿じゃないの!? と云いたいが、
現在の政界人はユーモアに欠けるなあと思う方がおかしいかな?
TPOを考えないユーモアはユーモアではないけど、
笑い飛ばしてしまってもよかったんじゃないの?
 
ともあれ、ハヤブサのニュースに気をよくした私は法務大臣の
失言も駄洒落に思えたのだ。
                                     
*********************************************************

2010年11月10日水曜日

日本の味


今日はいい買い物に出会えるといいなあ。と思いながら
バイクの後ろに跨がってスーパーデルタに出かける。
いい買い物と云うのは、私の場合、ビチビチ魚、それも、
なじみのある 魚、特にイワシの事である。
バリの魚も豊富で美味しい。  
 
 
でも、何処で食べてもバリ料理インドネシ
ア料理だから、
(勿論日本料理の看板が出てる店は別にして)この年になると
やはり自分の口に合った日本的な物が無性に食べたくなるのだ。
ありました。ありました。ほんとうに上等なイワシ。
こんな日は滅多に無い。
たまに売っているけど手が出ない。うん、今日のはいいぞ~。
と、もう 料理の献立を考えている。勿論、純日本味でね。

半分は煮付けにして、半分は一晩塩を沢山ふって
冷蔵庫に入れておき、 明日酢に漬けて、、。
酢に漬ける時はおろし生姜を沢山入れるのよ。
ショウガを沢山きざんでいれて煮たイワシは美味しかったよ~。

 
6種類をきざんで混ぜた野菜サラダも、
いつものお気に入り。毎日食べてます。
ビンタンビールが1本で済まなくなったのが計算違いだったけど。 
 
 

2010年11月5日金曜日

豪華絢爛 プリアタン王のラストセレモニー


一昨年のウブド王の葬儀も豪華だったし、王と呼ばれる方の葬儀も
これ で最後となるだろうと云われている。
王も貴族も制度としてなくなったからである。

プリアタン王家はウブド王家と繋がりがあり、
プリアタンの方が本家だ とバリ人に聞いた。

プリアタン王が亡くなられたのは3年前だと記憶してるので
バリ人に聞 いたら、準備に時間がかかるもの。という返事。

成る程ねえ。と、妙に納得した。
装飾も、いい加減でなく、ほんとうに緻密に施されていた。


高い塔 
上から10段目に王の亡きがらを納め、王宮から寺院まで
御神輿を担ぐみたいに担いで街を練り歩く

棺 お寺に着き、亡がらをこの棺に移す

寺 プリアタン王家の菩提寺

高い台座に置かれた棺のそばに龍を担いでおこうとしている。



龍を棺の隣りにならべて、さあ、火をつける。

炎が高く燃え上がる。
灰になるまで皆で見守り、王を送って 葬儀は終わる。
-------------------------------------------------------