2010年11月18日木曜日

日本の探査機「ハヤブサ」のニュース

        
 日本のニュースは唯一NHKを通じてしか知る事はできない。
2003年に打ち上げられた探査機「ハヤブサ」が
7年を経て地球に還って来たニュースは驚きと共に、
訳が分らないけれども『日本はすごいな』と思ったのだった。 
 
そしてその折の注目は、小惑星「イトカワ」の物質を
持ち帰っているかどうかという事だった。
 
そのニュースも忘れかけていた昨日、ハヤブサが持ち帰った
微粒子が、イトカワのものだったと云うのだ。
それは人類史上初の事だと云う。私は思わず万歳を叫んでいた。
 
科学の事は、自慢じゃないがちっとも知識が無い。
宇宙の事は関心は多いにあるがこれも少しの知識も無い。
小惑星から持ち帰られた物質が、今後どれほどに人類の貢献に
役立つのかも知らないし、それ以上の関心は今の所無い。
 
私にとってはそんな事はどうでもいいのだ。
全世界の科学が成し遂げる前に、日本の科学陣が真っ先に
証明した事が嬉しいのだ。
 
日本をばかにするんじゃないよ! なめるんじゃないよ! 
と、自分の 事のように躍り上がったのだ。
 
最近の(と言っても、もう何年前からになるが)
北方領土、尖閣諸島、アジアでの立場縮小、経済的下降、
などなど。じゃんじゃん報道される。報道の中には、
笑っちゃうのもある。上海万博の入場者数が、過去最高と
なっていた日本万博を上回って史上最高だって。
当たり前だっちゅうの!!
 
中国の人口は日本の10倍もある。そして近年どんどん経済も
成長している。その中国で催された万博に、その国の人間が
押し寄せるのは当然じゃないか。この件について、盛んに報道した
NHKも、『何なの?』と思った。
 
第二次戦後、中国に残した日本人の子供達を育ててくれた
「大陸の母」に直接は関係無いのだけれど、どれほどの恩を
感じたかしれない。決して中国を憎んでも嫌ってもいないのだけど、
尖閣島問題でデモ隊が日の丸を踏みつけたり焼いたりしてるのには
正直腹が立った。
 
一人でブツクサぶーたれてる私も褒められたものではないが、
ホント、日本人はもっと誇りを持たなくちゃ!! 
そして、ユーモアも忘れてないかしら?
 
笑った一つに法務大臣の失言。あれは確かに失言。
馬鹿じゃないの!? と云いたいが、
現在の政界人はユーモアに欠けるなあと思う方がおかしいかな?
TPOを考えないユーモアはユーモアではないけど、
笑い飛ばしてしまってもよかったんじゃないの?
 
ともあれ、ハヤブサのニュースに気をよくした私は法務大臣の
失言も駄洒落に思えたのだ。
                                     
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