2009年6月30日火曜日

海岸沿いのドライブ

目的地無しでもバリの海岸沿いのドライブは結構楽しめる。私達は東へ向かって車を走らせた。バリに来た頃、クタの街の裏通りの道路の悪さにあきれ果て、これで観光地って云えるの?と怒ったものだが、さすがに国道だけは整備されている。

北の街シンガラジャ方面に行ったときも、インドネシア西部国立公園へ行った時も、国道の整備には驚いた。驚く方がおかしいのだが、それ程に、一歩脇道に入るとガタガタ道路なのだ。世界に冠たる観光地でしょ?検索したおり誰かが書いていたバリの形容詞、最後の楽園でしょ?

それにしては道路がねえ、、、と、バリに住んでいる人間として引け目に感じていたのも忘れて、左を見れば熱帯特有の大木と、点在する古い寺院。右に目を移すと輝く青い海。開けた車の窓から入って来る風は潮のにおいがして、すっかり満ち足りた気持になる。

遅い昼食は、ウイッキーお薦めのワルンだ。メニューはナシチャンプルだけ一品の店。店の中は現地人と中国人と西洋人が入り交じってそこそこに混んでいる。私も初めてのナシチャンプルとやらを取ったが、もう、びっくり!大きな皿の真ん中に白いご飯が盛ってあり、その周りには、鳥や魚の唐揚げと煮たもの。野菜も炒めたり煮たりしたものや、その他豆類もあ り、皿一杯にてんこ盛りなのだ。

ピーナッツを揚げたのが添えられて、それはご飯と一緒に食べるらしい。食べてるうちに、インドネシア特有のおいしい味だと思えて来た。混んでるわけだ。中国人も西洋人も来てるわけだ。納得、なっとく。それで日本円にして250円程度。早く云ってよ。あっはっは。


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2009年6月25日木曜日

バリ サファリパーク


バリにはいくつかの動物園などがあるが、バリサファリは広大な土地に ジャングルを模して作られたパークで、インドネシア、アフリカから集め られた60種類以上の動物達が保護され乍ら暮らしている。

なるべく自然に近い環境で、と云うのはあるが、人気の大虎やゾウは鎖に 繋がれていて、見物者と一緒に写真撮影が出来る。 皆喜んで一緒に写真撮っていたが、中でも獰猛な虎と撮影するのが大人気で 一緒に行った友人も撮ってもらい、あなたは?と云われたが私は断った。 だって、その虎ちゃん、「いいかげんにしてくれ~うんざりだよ~疲れたよ~」 と訴えているようだもの。 頭の中に、しっかりその勇姿が残ってるからいいのよ。


お目当てのホワイトタイガーは、さすがに鎖につなぐわけにはいかないらしく 広~い鉄柵の中で、悠々と歩き回っていた。 私達見物者もまたガラス張りの部屋から見るしかなく、少しがっかりしたが仕方がない。


おっと!! 突然、大サービスだよ!? と云うわけでもないが、カッ プルが 子孫を残す行為ではないか! ほんの一瞬の事だったが、どうにか撮ることができた。厳粛な、嬉しい気持の 一瞬だった。


しつけられた像の演技や、鳥たちの、教えられた舞やユーモア満載の猿 の演技を見てバリサファリのトラムに乗ってスマトラのジャングルに住む動物達を見て周り、 サファリパークをあとにしたのは3時間あとだった。 パーク内には立派なレストランも夕陽のきれいなホテルもあるのだが、 お昼は安く食べられるワルンにしようとなり、私達は東部海岸に向かった。


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2009年6月21日日曜日

何回行っても大好きなキンタマーニ地方







    

バリ島は、100歩くと、また、見てみたい箇所ばかり。最近アリッツで知り合った北海道の方に、お気に入りのドライバーを紹介したら、よかったら案内してくれませんかと云われる。まだ、わずか1年しかバリに住んでないし,案内と云うほどは出来ませんが、私の行きたい所でよかったらご一緒しましょうとなり、便乗させてもらった。

ブサキ寺院は、バリヒンドゥの総本山となっている。絵はがきにもなってるし、世界各地からの観光客で溢れている。バリは寺院だらけと云っても過言ではないと思うが、ブサキ寺院はさすがに総本山だけあって、壮麗であり、雄大に見えたが、人々は寺院に参拝すると云うよりも観光が目的なので、それを目当ての店や物売りがひしめいていて、もう、うんざりしてしまった。寺院そのものが商業化していると云う気がしないでもない、と、思った。

そのあとキンタマーニ高原へ行き、気分も晴れ晴れ。あ~、いいなあ。キンタマーニ高原はいつ来ても。特にその日はよく晴れて、バトゥール山と対比して見えるアバン山もくっきりと見え、バトゥール湖をやさしく包んでいるかのようだ。そして、そして、その向こう、雲の上にアグン山が聳えてるではないか!

アグン山はバリで1番高い山で、日本が霊峰富士と呼んでるのと同じくバリの人たちに崇められている山だが、その勇姿を目にするのは初めてだ。

案内した人たちについ自慢してしまった。超ラッキーよ! アグン山が見えて。しかも3ッつの山と湖が一望できるなんて!!と。

絶景を眺め乍らの遅めの昼食の美味しかった事は云うまでもない。さあ,次はホワイトタイガーに会いに行かなくちゃ。
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2009年6月16日火曜日

最近のbalibaba事情

あまりにも遊びが過ぎたのか、人付き合いが過ぎたのか、いや、飲み過ぎかも!?  体調が芳しくないので診察を受けることにした。 軽い咳、軽い痰、軽い胸の痛み。

日本人学校でボランティアで英語を教えているヘレンに、学校へ行く途中にある、ちょっときれいな病院の前で下ろしてもらい診察を受けた。すぐに、日本人の通訳の女性が付いてくれ、仲良しになったが、これはあとでの話だけど、また飲む約束なんかしてしまったのだった。

検査の結果、心電図に異常があるが、この病院には心臓の専門医が居ないからとの事で、デンパサールの公立病院に行くハメになったのだけど、なんとまあ!べッドに寝たまま点滴をし、おまけに酸素吸入器まで装着してなのよ!  ま、酸素吸入で、呼吸がらく~になったのは確かだけど。

何よっ、急に重病人になったみたいで、も~う、オーバーだっちゅうの!
勝手に腹を立てたりして、遂に可笑しくなって、クククっと一人で笑ってると、公立病院に到着した。診察の結果、入院となり、まあ、1日しっかり精密検査しましょうとなった。ホ~んと、やれやれ、、だわよ。 

ところが、です!そこでまた、日本人の通訳女性に世話になったのだが、この女性がまた大変な縁ある人とわかったのだ。高校時代のヘレンの生徒!(びっくり!!)だった事を知り、話をしてるうちに、バリで仲良くなったともえさんとも仲良しで、ドンファンの事も聞いていますとおっしゃるじゃないの。

それもその筈、彼女の旦那様(インドネシア人)はジャズミュージシャンで、バリをもっともっとジャズの盛んな街にしようと頑張ってるそうなんですよ。

人間の縁って、ホント面白い。babaの病気もまんざらじゃないわいと、妙に嬉しくなって、またまた活躍?? の場が広がったことを喜んでいる。

因に、わたくしは、大した事も無く1日で退院出来、ユリさんが演奏してらっしゃるカルティカプラザホテルのプールバーに、友好を深めに行こうとワクワクしている。

もう一つ伝えなきゃいけないわね。デンパサールのSURYA HUSADHA病院は設備も整っていて、手術は勿論、透析も完全。先生も看護士も、通訳の人も皆、それはそれは優しく親切でした。


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