2008年12月26日金曜日

バトゥール湖からタナロットへ


キンタマーニは山の名前と勘違いしていたが、標高約1000m 以上のバトゥール山麓付近一帯の村を指すのらしい。キンタマーニ地方とも云っている。雨期に入ってから観光したので、バトゥール山は霧でかすんでいて写真を撮ることができなかったが、バトゥール湖は、瞬時晴れて上掲の写真を撮ることができた。

クタから1時間くらい車を走らせると、だんだん空気が澄んでくるのを感じる。バトゥール山の裾野に広がるバトゥール湖は、見ているだけで心も洗われるような気がする。

たまたま時を同じくして、ジャカルタ新聞に紹介されていたが、キンタマーニ地方で穫れたアラビカ種のコーヒーのみが、『キンタマーニ.コーヒー』の名前で、インドネシア初の「地理的表示特許」と認定され、バリから世界のブランドとして国内外の市場に出るようになるとの事で、何だか自分の事のように嬉しくなっている。

途中、ウブドのカンプン(田舎の意味)カフェで昼食をとり、タナロット寺院へ向かった。

バリ島の絵はがきには必ず加わっている、一見、人工的とも見まがう自然の巨大な岩?島?島にしては可愛い小さな島のまん中の洞穴に仏が祀ってあり、干潮の時にはそこまで行けるそうだが、私が行った時は満潮だったし、眺めるだけだった。 本当はタナロットのサンセットを見るつもりで時間も合わせて行った のだが、雨期と云うこともあり、雲が邪魔をして。でも、その雲がまた素晴らしかった。 地平線の上いっぱいに広がった雲。気持も雄大になる。

夕日に映えたタナロット寺院を見られなくて残念がっていると、乾季のときでも、なかなか絵はがきのような夕陽には出会えないとの話だった。 

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