2009年10月3日土曜日

ニュース錯綜

中部ジャワ地方の地震のニュースや対策も片付かないのに、今度はスマトラ沖パダン地方の地震で、インドネシアは大変なことになっている。

世界の各地から直ぐに救援の手を差しのべていただき、感謝に堪えません。(っと、大統領みたいな事云っちゃって、ちっと恥ずかしいが)まだまだ被害は拡大しそうです。

同時期、バリ島クタ地区(私の住んでる地域)で、日本人女性が殺害された。バリ島は比較的(テロは別にして)事件は少ないと云われて来たが、最近は少し事情が違って来たようなのだ。

クタの目抜き通りや海岸、それに夜の店での麻薬密売や売春斡旋も耳にするし、ホントかしら?と私は信じられないけど耳に入ってくるのだ。観光を売りにしているバリの殺人事件は致命傷とも云えるので、今警察は犯人探しと解決に躍起となっているが、犯人のメドは付いているらしい。

それにしても、である。被害者の家族の方には申し訳ないが、日本の女性として、「どうだろうなあ」と、私は考える。恥ずかしいと云う言葉さえ浮かぶ。まあ、残念の一言です。

一言の下に云える事は、犯人が悪い!! これは決定的だ。だが、たとえ警察手帳(これは偽物だった)を見せられたと云ってもホテルに相談もしない不用心さで、真夜中にその男に付いて行くと云うのは迂闊すぎると思うよ。

それに、来るときは女友達と2人で来てい乍ら、夜の遊びは別々というのも弁解の仕様がないと云わざるを得ない。いくら遊んでいても2人一緒だったら今回の事件も起きなかったと私は思うのだ。

バリ島だけでなく、世界のどこへ行っても楽しい裏には怖い事もあると云う事をしっかりと頭に入れて遊び、行動して下さいね、お嬢さん方お願いよ。

まだある(日本では報道されてないかも知れないと思う)ニュース。

イスラム過激派の主犯格ヌルディンが、先月17日、国家警察に隠れ家を包囲された結果射殺されたニュースが大々的に報じられたが、遺体確認と遺体引き取りのため近親者が警察に来て、ヌルディンの兄とされる人が、インドネシアの人たちに(彼はマレーシア人)深くお詫びを、と頭を下げた。

それは当然として、そこへ、第1夫人、第2夫人、第3夫人も居て、第2夫人は、「皆で来ましたよ」と声をかけ、第3夫人は2人の子供を連れて来て、パパですよと云い、遺体は第1夫人が引き取ったと云う記事と写真が出ていたが、7年の逃亡生活の中で、数々のテロ事件の中心的役割を果たし乍ら、にも拘らずだよーと、ヌルディンって何者?って思った次第なのですよ。テロと関係なかった私は、一瞬思った。彼は、人間的には、或いは男として、魅力的な奴だったのかもねえと。

ホ~ント、私の頭の中も色々な思いが錯綜してます。

だから人間って、生きるって、面白いんですよ! と云ったら誰かにぶん殴られるかもねえ。ハイ、お嬢さんだけでなく、おババちゃんも気を付けま~す。


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